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Dolphin発のイノベーション

研究開発におけるコア・コンピタンス:

磁場共振駆動の走査技術によるLiDARの革新

Doiphin発の先駆的な磁場共振駆動型走査方式は、18,000rpm の高速動作だけなく、往復走査系の物理限界角度まで達しています。

この斬新な走査手法により、当社の LiDARデバイスに必要な電子部品の数量が競合他社のわずか 1/200 ~ 1/360 まで大幅に削減することに成功しました。このコア技術により、3D-LiDAR のコストが大幅に削減され、これまで数万ドルが一般的だった3D-LiDAR製品をわずか数百ドルで実現することに成功しました。

  • アクチュエータ単体走査中の落下テスト

  • アクチュエータ走査中の過負荷テスト

  • ハンドヘルド使用に耐え切れる精密モールドで製造したモノリシックLiDARモジュール

LiDARスキャン用アクチュエーター方式の比較

イノベーション

Dolphinチュエーター Polygonモーター MEMSミラー Risleyプリズム
基本構造
駆動原理 直線往復走査
弾性磁場内の共振駆動
直線片方走査
非弾性磁場のDC駆動
直線往復走査
弾性応力の
共振駆動
ウェッジプリズムのDC回転の曲線周期軌道
スキャン速度 1/2 インチを超える大型ミラーを駆動可能、1 分あたり 10,000 回以上のスキャン 1/2 インチを超える大型ミラーを駆動可能、 1 分あたり 10,000 回以上のスキャン ミラー直径 < 3mm のみ、高速駆動可能 非均等負荷のプリズムのため、低速駆動のみ
走査角度 光学180度を超える広角走査が可能 光学180度を超える広角走査が可能 光学走査角度が30度未満に限定

プリズムの角度に依存し、狭角走査が一般論

消費電力 非常に少ない 大きい 大きな走査ミラーが不可のため、同一条件での評価が不可能 大きい
開始レイテンシ 高速 < 0.1 秒 数十秒で遅い 数十秒で遅い
寿命 > 10,000時間 > 10,000時間 プリズム荷重が非均等のためは評価が不可能
 2D スキャニング パターン 水平連続走査+垂直(ガルバノ)離散走査 水平連続走査+垂直(ガルバノ)離散走査 ダブルトーションスプリング構造による非均等ラスター走査 ダブル回転プリズムによる湾曲走査経路